掬花アンティカ

花に込める、古の物語。

私たちの哲学を知る

伝統を未来へ繋ぐ

書道用の筆と和紙が置かれた静かなアトリエ

「掬花アンティカ」は、単なる花屋ではありません。私たちは、日本の豊かな歴史、文学、そして芸術から着想を得て、一つ一つの花に物語を吹き込む文化の伝承者です。私達の活動は、単に美しい花を創作するだけでなく、日本の美意識と精神性を現代に問い直し、未来へと繋ぐ壮大な試みでもあります。

古来より受け継がれる「いけばな」の精神性を重んじ、忘れ去られつつある希少な和花や古来種の保存にも力を注いでいます。花器選びから花材の組み合わせ、空間との調和に至るまで、細部にわたるこだわりと深い洞察をもって、唯一無二の作品を生み出します。そして、私たちの創作活動は、時を超えて美の本質を探求する旅なのです。失われゆく美を再発見し、新たな価値を創造することで、日本の花文化の新たな地平を切り拓きます。

事業内容

古典文学をテーマにした豪華なフラワーアレンジメント

歴史的アレンジメント

源氏物語や万葉集などの古典文学、または歴史上の出来事をテーマにした、オーダーメイドの特別な花装飾を創作します。文学作品の情感や歴史の深みを花々で表現し、観る者の心に語りかけます。

集中していけばなを学ぶ生徒たち

いけばな教室

初心者の方から、さらに深い学びを求める上級者の方まで、個々のレベルと目標に合わせた指導で、いけばなの奥深い世界へご案内します。基本から応用、そして自由な表現まで、丁寧に指導いたします。

伝統的な茶会のための床の間の花

文化イベント装花

展示会、式典、茶会、国際会議など、あらゆるイベントの趣旨とテーマに合わせた空間装飾を手掛けます。花を通して、場に華やかさと品格、そして記憶に残る感動をもたらします。

静寂に包まれた手入れの行き届いた日本庭園

庭園デザイン監修

歴史的背景を深く尊重し、日本の四季の移ろいを肌で感じられるような、心安らぐ日本庭園の設計および監修を承ります。伝統的な作庭技術と現代の感性を融合させ、唯一無二の庭園を創造します。

希少な日本の野生の菊

希少品種の保存活動

古来より日本に自生する絶滅危惧種の和花や、失われつつある古来種を積極的に栽培・研究し、その美しさを後世に伝えるための保存活動に取り組んでいます。未来への花の遺産を守ります。

日本の花文化に関する古い書物

教育コンテンツ制作

日本の花文化に関する深い知識と美意識を伝えるべく、専門書籍の執筆、大学や文化センターでの講演、そしてデジタル教育コンテンツの制作を行っています。幅広い世代への普及を目指します。

華道の世界:三つの原則

いけばなは単に花を飾るのではなく、宇宙観や生命の尊さを表現する芸術です。その基本となるのが「真・副・体」の三つの役枝です。これらの要素が織りなす調和の中に、自然の悠久の美と人間の精神性が宿ります。

天を指すように高く伸びるいけばなの真の枝

真 (Shin)

最も高く、中心となる枝。天、あるいは万物に通ずる真理を象徴し、構成全体の骨格と方向性を決定づけます。その堂々たる姿は、作品の品格と宇宙観を表現します。

真の枝に寄り添うように配置された副の枝

副 (Soe)

真を補い、作品全体に調和と広がりをもたらす二番目の枝。人間や社会、あるいは自然界の動きを象徴し、真の枝に寄り添いながらも、独自性を持って作品に奥行きと表情を与えます。

作品の足元を固めるように低く配置された体の枝

体 (Hikae/Tai)

最も低く、作品の足元を堅固に固める三番目の枝。大地、あるいは存在の基盤を象徴し、構成全体に安定感と生命の根源的な力を与えます。低くともその存在は作品に欠かせない重みを与えます。

作品集

源氏物語の一場面を表現したいけばな

『源氏物語』より

松尾芭蕉の俳句にインスパイアされた作品

芭蕉の句に寄せて

春の訪れを告げる桜を使ったアレンジメント

春の息吹

企業のロビーに設置された大型のいけばな

企業ロビー装花

様々な種類の菊を組み合わせた秋の作品

菊の饗宴

お客様の声

お問い合わせ

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電話: +81 3-6264-6789

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営業時間: 火曜日~土曜日 11:00 - 19:00 (月・日定休)

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